知床のウトロ港近くのホテルに泊まって、今朝も早起きして裏山を覗いて見ました。まず見かけたのは、キビタキです。ここでも綺麗な声で囀っていました。道を歩いていると、イカルが透き通った声で鳴いていました。突き当たりの広場で待っていると、ビビー、ビビーと虫の羽音のような音を立てて小鳥が飛び回ります。時折、ヒヒーっと鳴き声が聞こえ、よく見るとキビタキでした。すぐ目の前の電線を2羽のキビタキが羽音を立てながら飛び回ります。
羽を震わせる時は本当に昆虫の音のようでした。
こちらでは福岡のシジュウカラのようにあちこちでヒガラが見られました。写真の方は・・・。
こちらはハシブトガラのようでしたが手ブレ写真しか撮れませんでした・・・。
そこへケッケッとキツツキの鳴き声です。オオアカゲラ?と思ったら、今度はアカゲラでした。
もう少し良い所に出てくれないかなと待ったのですが、すぐに飛んでしまいました。
チチョチチョビーとセンダイムシクイも鳴いていましたが、良い写真は撮れませんでした。ホテルの周りで飛び回っていたのはアマツバメのようでした。
今日は、知床遊覧船→フレペの滝→知床峠→摩周湖→阿寒湖泊の行程です。
遊覧船からは、セグロカモメ、ウミネコなどを見ながら、カムイワッカの滝を回って港へ引き返しました。
その後、ネイチャーガイドさんの案内で陸からフレペの滝を目指します。フレペの滝は知床五湖の水が崖の途中から流れ出しており、川の無い滝です。
イソヒヨドリが崖の上に居ました。
滝から戻る草原でズビャーと鳴く声がするので、ガイドさんに尋ねるとオオジシギとのこと、懸命に探しましたが、奥の草むらで鳴いているのか姿は見えません。暫く鳴いていたのでもう少し時間があれば、と残念でした。
知床峠に着く頃から、霧が深くなり国後島は見えず、摩周湖も霧の中に隠れて姿を見せてくれませんでした。
【今日の観察種】
アカゲラ、ヒガラ、ハシブトガラ、アマツバメ、キビタキ、イカル、センダイムシクイ、ホオジロ、ハシボソガラス、ニュウナイスズメ、スズメ、イソヒヨドリ、セグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ノビタキ、オオジシギ(声のみ)、ツツドリ(声のみ)、カッコー(声のみ)
太字斜体は初認種です。